JR東海は、愛犬をケージから出して一緒に移動できるサービスを、ペット会社と連携して東海道新幹線で試行する。丹羽俊介社長は、朝日新聞などの新春インタビューに「これまでにない新たな発想で、移動需要を喚起したい」と述べた。
ペット専用車両の試行では、空気清浄機やペットシートが必要かどうかなどを検証。「ペット新幹線で使用した車両は、そのまま後続列車で一般のお客様に乗って頂くわけにはいかない。そうならない運用も検討する」という。
同社は2022年12月に東海道新幹線で「貸切(かしきり)車両パッケージ」の販売を始めた。23年には、走行中ののぞみ号で「新幹線プロレス」を開催するなど、ユニークな取り組みも増やしている。
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